【2026】BMWバイクの車種一覧とラインナップ!人気&最新価格

こんにちは。高級モトクラブ、運営者の「A」です。

水平対向エンジンの鼓動、洗練されたデザイン、そして最新鋭のテクノロジー。BMW Motorradのバイクには、一度知ったら戻れない魅力があります。しかし、いざ購入を検討し始めると、その選択肢の多さに嬉しい悲鳴を上げている方も多いのではないでしょうか。

「世界最高のアドベンチャーGSに憧れるけれど、足つきが不安」「伝統のR nineTのようなスタイルも捨てがたい」「そもそも維持費や価格はどれくらい違うのか」。カタログや公式サイトを見ているだけでは、自分にぴったりの一台を見つけるのは難しいものです。

この記事では、そんな悩める未来のBMWオーナーのために、2026年モデルを含む最新のBMWバイク車種一覧ラインナップを徹底的に分析しました。単なるスペックの羅列ではなく、各モデルが持つキャラクターや、どのようなライダーにおすすめなのかを、運営者である私の視点を交えて詳しく解説します。

話題の新型R 1300 GSや自動変速システム(ASA)搭載車はもちろん、普通自動二輪免許(中型免許)で乗れるモデルや、賢く購入するための認定中古車情報まで網羅しています。この記事が、あなたの最高の相棒探しの道しるべとなるはずです。

本記事のポイント
  • 2026年最新の全ラインナップの特徴と価格情報が明確にわかる
  • 進化したR1300GSや注目の電動モデル、新技術ASAのメリットを理解できる
  • 普通自動二輪免許で乗れるBMWバイクの選択肢と維持費の目安を知れる
  • 新車だけでなく、認定中古車を活用した賢い選び方まで把握できる
目次

2026年年版!BMWバイクの車種一覧とラインナップ

ここからは、いよいよ最新の2026年モデルを含むBMWバイクの車種一覧やラインナップについて、各セグメントの特徴や注目ポイントを私なりの視点で深掘りして解説していきます。

今年のラインナップを見て強く感じるのは、ブランド全体を貫く「多様性」の広がりです。王道の大排気量モデルが熟成される一方で、環境意識の高まりに応える「電動モビリティ」や、日本の道路事情にもマッチした「ミドルクラス」の拡充が目覚ましいですね。

さらに、これまでBMWを敬遠していた層にとって最大のハードルだった「足つき」や「クラッチ操作」を解決する新技術も投入されています。「自分にはまだ早い」と思っていた方も、今年のラインナップを見ればきっと考えが変わるはずですよ!

BMWモトラッドの特徴と魅力

BMW Motorrad(モトラッド)といえば、オートバイの歴史そのものと言っても過言ではないほどの伝統を持つブランドです。1923年に最初のモーターサイクル「R 32」を世に送り出して以来、100年以上にわたって「駆けぬける歓び」を追求し続けてきました。

私自身、初めてBMWのバイクに跨った時の感動は今でも鮮明に覚えています。単なる移動手段としての機械ではなく、ライダーの意思に呼応するかのような一体感、そして長距離を走っても疲れを感じさせない魔法のような快適性。これこそが、世界中のライダーを魅了してやまない理由だと確信しています。

BMWの最大の特徴と言えば、やはり独創的なメカニズムでしょう。多くのモデルに採用されている水平対向2気筒「ボクサーエンジン」は、低重心による抜群の安定感と、アクセルを開けた瞬間に車体が起き上がろうとする独特の鼓動感をもたらします。

【2026】BMWバイクの車種一覧とラインナップ!BMW初のモーターサイクルR32と最新のS1000RR、および水平対向ボクサーエンジンの設計図面。100年の革新を象徴する比較画像。
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また、フロントサスペンションに採用されている「テレレバー」や「デュオレバー」といった独自の機構は、ブレーキング時のノーズダイブ(前のめりになる現象)を極限まで抑制し、コーナーリング中の安定性を飛躍的に高めています。

これにより、初心者からベテランまで、誰が乗っても「運転が上手くなった」と錯覚させてくれるほどの安心感が得られるのです。

さらに、近年のBMWは電子制御技術の分野でも業界をリードしています。ABSを二輪車にいち早く導入したのもBMWですし、路面状況に応じてサスペンションの減衰力を自動調整する「ダイナミックESA」や、車体の傾きを検知してトラクションを最適化する「DTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)」など、安全かつ快適に走るための最新技術が惜しみなく投入されています。

こうした技術革新とブランド力への信頼は数字にも表れており、2024年には世界販売台数が創立以来の最高記録となる210,408台を達成しました。

出典:
BMW Group PressClub『BMW Motorrad presents the strongest sales result in company history』

これは、プレミアムセグメントにおいてBMWがいかに圧倒的な支持を得ているかという証明に他なりません。

そして忘れてはならないのが、ライダーのライフスタイルに寄り添う多彩なラインナップです。大陸横断もこなせるアドベンチャー、サーキット最速を目指すスーパースポーツ、街に溶け込むヘリテージ、そして持続可能な未来を見据えた電動モビリティ。

どのモデルを選んでも、そこには間違いなくBMWの哲学が息づいています。「いつかはBMW」と考えているなら、その「いつか」を今にする価値が、このブランドには間違いなくあると私は思います。

ここがポイント

BMWモトラッドは単なる高級バイクメーカーではなく、100年の歴史に裏打ちされた技術革新と、ライダーの安全・快適を第一に考える哲学を持ったブランドです。その信頼性は世界的な販売実績によっても証明されています。

進化したR1300GSの実力

アドベンチャーバイクというジャンルを切り拓き、長年にわたって王者として君臨してきた「GS」シリーズ。その最新作であるR 1300 GSは、まさに「革命」と呼ぶにふさわしい進化を遂げました。私自身、先代のR 1250 GSにも乗っていましたが、新型を目の当たりにした時の衝撃は言葉では言い表せないほどです。

まず、見た目からして完全に別物になっています。象徴的だった左右非対称のヘッドライトは、X字型のマトリックスLEDヘッドライトへと生まれ変わり、よりモダンで精悍な顔つきになりました。

しかし、真の進化は中身にあります。最も特筆すべきは、徹底的な「軽量化」と「コンパクト化」です。エンジン単体でも大幅な軽量化を実現し、トランスミッションをエンジンの下に配置する新レイアウトを採用したことで、マスの集中化が進み、車体全体が驚くほどスリムになりました。

これにより、取り回しの軽さは劇的に向上しており、またがった瞬間に「あれ?これ本当に1300cc?」と疑ってしまうほどです。最高出力は145馬力(107kW)まで引き上げられ、最大トルクも149Nmを発揮。オンロードでのスポーツ走行性能は、もはや大型スポーツネイキッドと遜色ないレベルに達しています。

そして、多くの日本人ライダーにとって最大の朗報と言えるのが、新開発の「アダプティブ・ビークル・ハイト・コントロール」です。これは、走行中は最適な車高を維持しつつ、停車時や低速走行時に自動的に車高を下げるという画期的なシステムです。

これまで「GSはカッコいいけど、足つきが悪すぎて無理」と諦めていた方も多いのではないでしょうか。この機能により、シート高は標準状態から最大30mmも下がります。数値以上に、停車時の安心感は絶大です。信号待ちで片足がつま先立ちだったのが、ベタ足になる感覚を想像してみてください。それは単なる快適機能ではなく、立ちゴケのリスクを大幅に減らす安全機能でもあります。

ここで、R 1300 GSの主要スペックと新機能を整理しておきましょう。

【2026】BMWバイクの車種一覧とラインナップ!新型R 1300 GSの走行シーンと、停車時に自動で車高が下がる機能(アダプティブ・ビークル・ハイト・コントロール)の図解。
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項目R 1300 GSの特徴ライダーへの恩恵
エンジン新型1300ccボクサー(145ps)全域でのトルク向上と
圧倒的な加速力
サスペンションEVOテレレバー / EVOパラレバーステアリング精度向上と
路面追従性の進化
車高調整機能アダプティブ・ビークル
ハイト・コントロール
停車時に車高ダウン。
足つき不安を解消
先進安全装備アクティブ・クルーズ
コントロール(ACC)、SWW
前車追従や死角検知による
疲労軽減と安全性確保

さらに、サスペンションシステムも「EVOテレレバー」と「EVOパラレバー」へと進化し、よりダイレクトで正確なハンドリングを実現しています。

オフロード性能についても妥協はなく、エンデューロモードを選択すれば、未舗装路でも巨体を意のままに操る楽しさを味わえます。R 1300 GSは、単なるモデルチェンジではなく、アドベンチャーバイクの新たな基準を打ち立てた歴史的な一台と言えるでしょう。「世界最高のアドベンチャー」という称号は、伊達ではありません。

注目のASAモデルと最新技術

【2026】BMWバイクの車種一覧とラインナップ!BMWの新技術ASA(Automated Shift Assistant)の解説スライド。発進・停止時のエンスト防止や快適なツーリングを実現する機能説明。
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2026年モデルにおいて、BMW Motorradが満を持して投入する技術トピックの中で、最も注目を集めているのがASAモデル(Automated Shift Assistant:自動変速アシスタント搭載車)の存在です。

「バイクは自分でクラッチを操作して変速するから楽しいんだ」という意見も根強いですが、このASAシステムは、そうした操る楽しさを奪うものではなく、むしろライディングの純粋な歓びを増幅させるための技術だと私は感じています。

ASAの仕組みは非常に洗練されています。クラッチレバーの操作を完全に自動化し、ライダーはシフトペダルの操作だけでギアチェンジが可能になります。さらに、ドライブモード設定によっては変速操作そのものを車両に任せるフルオートマチック走行も可能です。

これにより、発進時や停止時のエンストのリスクは完全にゼロになります。これがどれほど心理的な余裕を生むか、想像してみてください。例えば、荷物を満載したタンデムツーリングでの渋滞路や、足場の悪い未舗装路でのUターン、あるいは急な坂道発進。そうした「緊張する瞬間」に、クラッチ操作のミスによる立ちゴケの恐怖から解放されるのです。これは革命的と言っても良いでしょう。

ASAがもたらす新しいツーリング体験

ASAは、特に長距離ツアラーである「R 1300 RT」や、アドベンチャーの「R 1300 GS Adventure」といったモデルとの相性が抜群です。1日に500km以上走るようなロングツーリングでは、左手の握力消耗は意外と深刻な問題です。ASAがあれば、左手の疲労は皆無。

その分、景色を楽しんだり、ライン取りに集中したりする余裕が生まれます。もちろん、スポーティに走りたい時は、マニュアルモードで積極的にシフトペダルを操作すれば、クイックシフター(ギアシフトアシスタントプロ)以上の素早さとスムーズさで変速が決まります。つまり、「楽をしたい時は楽に、攻めたい時はアグレッシブに」という二面性を一台で完璧にこなせるようになるのです。

また、2026年モデルではASA以外にも最新技術が目白押しです。例えば、「マトリックスLEDヘッドライト」は、カメラが対向車や先行車を検知し、その部分だけ光を遮断することで、ハイビームのまま走行できる範囲を最大化します。

夜間の山道などを走る際、視界の確保は安全に直結しますから、この機能は非常に頼もしい味方となります。さらに、前走車との距離を一定に保つ「アクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」や、車線変更時の死角を監視する「レーン・チェンジ・ウォーニング」など、四輪の高級車並みの安全装備が二輪車にも当たり前のように搭載される時代になりました。

知っておきたい豆知識

ホンダの「DCT」や「E-Clutch」と比較されることも多いASAですが、BMWのシステムはあくまで「既存のマニュアルトランスミッションの構造を活かしつつ自動化」している点が特徴です。そのため、DCTに比べて重量増が少なく、システムもコンパクトに収まっています。バイク本来のダイレクトな操作感を残しつつ、利便性を高めた「BMWらしい回答」と言えるでしょう。

R nineTとR12 nineTの比較

ネオクラシックブームの火付け役となり、世界中で大ヒットした「R nineT」。その正統な後継モデルとして登場したのが「R 12」シリーズです。新旧モデルのファン、あるいはこれから購入を検討している方にとって、このR nineT R12 nineTの関係性と選び方は非常に悩ましいテーマですよね。ここでは、それぞれのキャラクターの違いを深掘りして解説します。

まず、新型の「R 12 nineT」ですが、これは先代R nineTのコンセプトを色濃く受け継いだ「ロードスター」モデルです。最大の特徴である空油冷ボクサーエンジンは、最新の排ガス規制(ユーロ5+)に対応しながらも、あの独特の荒々しいフィーリングや鼓動感をしっかりと残しています。

デザイン面では、アルミ製の燃料タンクや高品質なパーツを多用し、所有欲を満たすプレミアムな質感がさらに向上しました。フレームは新設計のワンピース構造となり、エアボックスの位置変更などによって、よりすっきりとした見た目とカスタムのしやすさを両立しています。

「伝統的なボクサーエンジンの味わいを楽しみつつ、自分だけの一台にカスタムして仕上げたい」という方には、間違いなくR 12 nineTがおすすめです。

選択肢を広げる「R12」という新提案

一方で、同時に登場した「R12」というモデルにも注目してください。こちらは「クルーザー」という位置づけで、R12 nineTとは明確にキャラクターが異なります。決定的な違いはライディングポジションと足つき性です。

R12はフロントホイールが19インチ(R12 nineTは17インチ)で、ハンドル位置も高めに設定されており、ゆったりとした姿勢で乗ることができます。そして何より、シート高が754mmと非常に低いのです。これは、小柄なライダーや女性、あるいは「重いバイクは取り回しが不安」というリターンライダーにとって、救世主のような存在です。

両車の違いをわかりやすく比較してみましょう。

【2026】BMWバイクの車種一覧とラインナップ!スポーティなR 12 nineTと、足つきの良いクルーザーモデルR 12の走行シーン比較。シート高の違いやキャラクターの差異を表示。
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項目R 12 nineT (ロードスター)R 12 (クルーザー)
スタイルクラシック・スポーツリラックス・クルーザー
シート高795mm754mm(足つき抜群)
ホイール径(F)17インチ19インチ
ターゲット走りとカスタムを楽しむ層雰囲気と足つき重視の層

結論として、アグレッシブに峠道を駆け抜けたい、あるいはカフェレーサースタイルを追求したいなら「R12 nineT」。景色を眺めながらゆったりと流したい、何よりも足つきの安心感が最優先だというなら「R12」。このように選び分けるのが正解です。どちらを選んでも、空油冷ボクサーエンジンだけが持つ、内燃機関の根源的な楽しさは保証されています。

クルーザーBR18シリーズの迫力

【2026】BMWバイクの車種一覧とラインナップ!R 18シリーズに搭載される1802cc水平対向2気筒エンジンのクローズアップ写真。圧倒的な存在感と造形美を強調。
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BMW Motorradのラインナップにおいて、ひときわ異彩を放つ存在。それがBR18(正確にはR18シリーズ)です。ハーレーダビッドソンなどが支配する大排気量クルーザー市場に、BMWが真っ向から勝負を挑んだ意欲作であり、その心臓部にはBMW史上最大となる排気量1802ccの「ビッグボクサー」エンジンが搭載されています。

このエンジンの存在感たるや、実車を目の前にすると圧倒されて言葉を失うほどです。左右に大きく張り出したシリンダー、美しくクロームメッキされたエキゾーストパイプ、そして剥き出しのドライブシャフト。すべてが「過剰なまでの美学」で構成されています。

エンジンを始動した瞬間、車体が右へ左へと大きく揺れる「トルクリアクション」は、R18ならではの儀式のようなものです。アイドリングの鼓動は腹に響くほど力強く、走り出せば2000回転も回せば怒涛のトルクが湧き上がり、300kgを超える巨体を軽々と加速させます。この感覚は、他のどのバイクとも似ていません。まさに「鉄の馬」を操っているかのような征服感があります。

用途に合わせた多彩なバリエーション

R18シリーズには、ユーザーの好みに合わせて複数のバリエーションが用意されています。

  • R 18:
    無駄を削ぎ落とした最もベーシックなモデル。カスタムベースに最適。
  • R 18 Classic:
    ウィンドシールドとサドルバッグを装備し、ツーリング性能を高めたモデル。
  • R 18 B (Bagger):
    大型フェアリングとハードケースを備えたバガースタイル。マーシャル製のオーディオシステムも搭載可能。
  • R 18 Transcontinental:
    トップケースや大型スクリーン、パッセンジャー用の快適なシートを備えた、大陸横断仕様のフルドレッサー。
  • R 18 Roctane:
    フロント21インチホイールを採用し、よりアウトローな雰囲気を纏ったカスタムバガー。

購入を検討する際、多くの方が懸念するのが「重さ」と「取り回し」でしょう。確かに、装備重量は軽いモデルでも345kg、Transcontinentalに至っては427kgもあります。しかし、ボクサーエンジン特有の超低重心設計のおかげで、一度走り出してしまえば驚くほどハンドリングは素直で軽快です。

また、全モデルに電動の「リバースアシスト(バックギア)」が装備されているため、駐車場の出し入れや、傾斜地でのバックもモーターの力でグイグイ下がれます。これがあるだけで、巨大なバイクを扱うストレスは半分以下になると言っても過言ではありません。

購入前の注意点

ただし、立ちゴケをしてしまった場合の引き起こしは、やはりそれなりの体力やコツが必要です。また、シリンダーが左右に張り出しているため、足の置き場(ミッドコントロール)に制約があり、慣れるまではステップ位置に違和感を感じるかもしれません。これらはカタログだけでは分からない部分ですので、必ずディーラーで実車に跨り、できれば試乗をして確認することをおすすめします。

普通免許で乗れるG310R

【2026】BMWバイクの車種一覧とラインナップ!軽量で扱いやすいG 310 Rの紹介。都会的な背景での走行シーンと、初心者にも安心な約160kgの車体重量をアピール。
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「BMWのバイクには憧れるけれど、大型二輪免許を持っていないから無理だ…」と諦めていませんか?実は、普通自動二輪免許(いわゆる中免)で乗れるBMWが存在します。それがG310Rです。

このモデルは、BMWが「より多くのライダーに駆けぬける歓びを」というコンセプトで開発した戦略車であり、決して「安かろう悪かろう」のエントリーモデルではありません。その証拠に、開発はドイツのミュンヘンで行われ、品質基準もBMWの厳しい基準をクリアしたものだけがデリバリーされています。

G 310 Rの最大の魅力は、その「軽快さ」と「扱いやすさ」です。313ccの水冷単気筒エンジンは、最高出力34馬力を発揮。車体重量はわずか160kg程度と非常に軽量です。この軽さは、街中でのストップ&ゴーや、狭い路地でのUターン、あるいは駐輪場での押し歩きにおいて、絶大なメリットをもたらします。

教習車(CB400SFなど)よりも遥かに軽いため、初めてバイクに乗る初心者の方や、体力に自信のない女性ライダーにとっても、恐怖感なく扱える最適なパートナーとなるでしょう。

しかし、走りに関してはしっかりとBMWのDNAが注入されています。エンジンはシリンダーを後方に傾斜させ、吸気を前方から、排気を後方から行う「後方排気」というユニークなレイアウトを採用しています。

これにより、重心が集中し、かつスイングアームを長く確保できるため、直進安定性とコーナリングの俊敏性を高い次元で両立しているのです。

サスペンションには倒立フォークが採用され、ブレーキもラジアルマウントキャリパーを装備するなど、足回りのスペックも本格的です。実際に峠道を走らせてみると、ヒラヒラと舞うような軽快なコーナリングが楽しめ、大型バイクをカモにできるほどのポテンシャルを秘めています。

G 310 Rを選ぶメリット
  • 免許区分:
    普通自動二輪免許(~400cc)で運転可能。
  • 維持費:
    車検はあるが、燃費が良く消耗品も大型に比べて安価。
  • ブランド:
    所有する喜びはBMWそのもの。タンクのエンブレムを見るたびに嬉しくなります。
  • 用途:
    通勤・通学から週末のツーリングまで、一台でマルチに使える。

「まずはG 310 RでBMWの世界に入門し、大型免許を取ったらR 1250 GSへステップアップする」というライダーも非常に多いですが、中には「この軽快さが気に入って、ずっとG 310 Rに乗り続けている」というベテランライダーもいます。それほどまでに、このバイクには「操る楽しさ」の原点が詰まっているのです。

BMWバイクの車種 一覧とラインナップの価格と選び方

【2026】BMWバイクの車種一覧とラインナップ!G 310 GS(コストパフォーマンス)、R 1300 GS(王者)、S 1000 RR(性能の頂点)の3台を並べ、それぞれの価格帯と特徴を比較した図。
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ここまでは各モデルが持つ独自の魅力や技術的な特徴を見てきましたが、ここからは少し視点を変えて、現実的な「お金」の話や、実際の市場での人気動向について、BMWバイクの車種一覧とラインナップの中からさらに深く掘り下げていきましょう。

バイク選びは、夢を買う行為であると同時に、決して安くない投資でもあります。購入後の維持費や、手放す際のリセールバリュー(再販価値)まで見据えた「賢い選び方」を知っておくことは、長く充実したBMWライフを送る上で非常に重要です。

予算計画の立て方から、あなたのライフスタイルに合致した最適な一台を見つけるためのヒントまで、運営者としての経験を交えて伝授します。

全モデルで1番人気なのは?

これだけ魅力的なラインナップが揃っていると、どれを選べば良いか迷ってしまうのも無理はありません。そこで、市場の動向や実際のユーザーの声をもとに1番人気なのは?という問いに答えるならば、やはり不動の王者である「GSシリーズ(R 1250 GS / R 1300 GS)」がナンバーワンだと言わざるを得ません。

なぜ、これほどまでにGSが選ばれるのでしょうか。理由は「究極のオールラウンダー」だからです。高速道路ではクルーザーのような快適性を発揮し、ワインディングではスポーツバイク顔負けの走りを見せ、道が途切れればオフロードバイクとして荒野を突き進むことができます。

さらに、パニアケースを装着すれば大量の荷物を積載でき、タンデムでの居住性も抜群です。「バイクでやりたいこと」の全てを、一台で、しかも最高レベルで叶えてくれる。それがGSなのです。「あがりバイク(最後に乗るバイク)」として選ばれることも多く、リセールバリュー(再販価格)も非常に高値で安定しています。

次点で人気を集めているのが、ヘリテージセグメントの「R nineT」シリーズです。こちらは性能数値よりも、ファッション性やカスタムの楽しさを重視する層から絶大な支持を得ています。

特に、カフェレーサースタイルの「R nineT Racer」や、スクランブラー仕様などは、街乗りメインのライダーにも人気です。そして、サーキット走行や究極のスピードを求める層には、「S 1000 RR」が揺るぎない地位を築いています。つまり、BMWの人気モデルは「旅のGS」「スタイルのnineT」「速さのRR」という3本柱で構成されていると言えるでしょう。

もしあなたが「どれを選べばいいかわからない」と迷っているなら、まずは自分がバイクで「何をしたいか」を明確にしてみてください。キャンプツーリング?街乗りでおしゃれに?それともサーキット?目的が決まれば、おのずと最適なBMWが見えてくるはずです。

G310GSの新車価格はいくら?

普通自動二輪免許で乗れる本格アドベンチャーとして注目されているG310GSの新車価格はいくら?という疑問にお答えしましょう。

2026年時点でのメーカー希望小売価格は、カラーリングや仕様によって多少異なりますが、およそ74万円(税込)からとなっています。昨今の物価上昇や円安の影響を考えると、この価格設定は「バーゲンプライス」と言っても過言ではありません。

70万円台という価格は、国産250ccクラスのアドベンチャーモデル(ホンダ CRF250 RALLYやスズキ V-STROM 250など)と比較しても、十分に競合できる範囲内です。

それでいて、BMWというブランドバリュー、倒立フォークやラジアルマウントキャリパーといった豪華な足回り、そして何より「GS」のネーミングを手に入れられるのですから、コストパフォーマンスの高さは圧倒的です。

維持費もリーズナブル

「外車は維持費が高いのでは?」と心配される方もいるかもしれませんが、G 310 GSに関してはその心配はほとんど無用です。単気筒エンジンは構造がシンプルで部品点数も少なく、整備費用は大型モデルに比べて格段に安く済みます。

燃費性能も優秀で、WMTCモード値で30.3km/L(出典:BMW Motorrad Japan公式『G 310 GS』スペックシート)を記録しており、ツーリングならリッター35km以上走ることも珍しくありません。オイル交換やタイヤ交換の費用も、国産中型バイクとほぼ同等です。

購入時のポイント

新車購入時には3年間のメーカー保証が付帯しますし、延長保証プログラムに加入すれば最大5年まで保証を延ばせます。故障リスクへの不安をお金で解決できるのも、正規ディーラーで購入する大きなメリットです。「最初のBMW」として、金銭的なハードルを極限まで下げてくれるG 310 GSは、学生ライダーや若年層にとっても最高の選択肢となるでしょう。

「価格は魅力的だけど、やっぱり故障が心配…」という方は必見です。噂の真相と具体的な対策については、BMWのG310GSは壊れやすい?故障の真実と年式別対策を解説の記事で包み隠さず解説しているので、あわせて読んでみてください。

S1000RRの乗り出し価格は?

一方で、BMWの技術の粋を集めたスーパースポーツ、S1000RRの乗り出し価格は?というと、こちらは相応の予算準備が必要です。カタログ上の車両本体価格は約268万円からとなっていますが、これはあくまで「ベース価格」であることを理解しておく必要があります。

日本国内に導入されるS 1000 RRの多くは、グリップヒーターやクルーズコントロール、電子制御サスペンション(DDC)、ライディングモードProなどがセットになった「レースパッケージ」や「ダイナミックパッケージ」といった上位グレードが標準的な在庫として入ってきます。

さらに、カーボンホイールや専用シート、ビレットパーツなどを装備した「Mパッケージ」を選択すると、車両価格だけで300万円を軽く超えてきます。

これに加えて、以下の諸費用がかかります。

  • 自動車重量税(3年分):約5,700円
  • 自賠責保険料(37ヶ月):約12,000円
  • 登録代行費用や納車整備費用
    ディーラーにより異なるが10万円〜15万円程度
  • 任意保険料(年齢・等級による):数万円〜10万円以上

これらを合算すると、S 1000 RRの乗り出し価格の目安は、スタンダードなパッケージで約300万円前後、Mパッケージやオプション満載の仕様であれば350万円〜400万円近くになると考えておいた方が無難です。

決して安い買い物ではありませんが、210馬力を発揮するエンジン、MotoGPマシン譲りのウイングレット、最先端の電子制御など、その中身を見れば「価格以上の価値がある」と断言できます。他メーカーの同クラス(例えばドゥカティ パニガーレV4など)と比較すれば、むしろ割安にさえ感じるかもしれません。

S1000RRの購入を本気で考えているなら、ハンコを押す前にこの記事だけは読んでおいてください。2025年の最新スペックから気になる維持費の実態まで、BMWのS1000RRを完全解説!2025年最新情報と維持費とはで全て網羅しています。

中古の値段相場と認定中古車

新車価格が高騰している昨今、「少しでも安くBMWに乗りたい」と考えるなら、中古の値段をチェックしない手はありません。中古車市場におけるBMWバイクの相場は、モデルによって大きく異なります。

一般的に、R 1250 GSなどの人気アドベンチャーモデルや、S 1000 RRなどのスポーツモデルは、需要が高いため値落ちが緩やかです。高年式・低走行の車両であれば、新車価格の8〜9割程度で取引されることも珍しくありません。

一方で、F 750 GS / F 850 GSといったミドルクラスや、モデルチェンジ前の旧型R nineTなどは、比較的値頃感のある価格帯(100万円〜150万円程度)で見つかることが多いです。

安心を買うなら「認定中古車」一択

【2026】BMWバイクの車種一覧とラインナップ!BMW認定中古車のショールーム写真。厳格な納車前点検や長期保証、エマージェンシーサービスなどのメリットを記載。
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BMWの中古車を購入する際、私が強くおすすめしたいのが認定中古車(BMW Motorrad Premium Selection)です。これは、BMW Motorradの厳しい基準をクリアした高品質な中古車だけに与えられる称号です。

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認定中古車のメリット内容
厳格な納車前点検60項目(または100項目)にも及ぶ詳細な点検・整備を実施。
充実の保証原則1年間(または2年間)、走行距離無制限の保証が付帯。
エンジンや電装系のトラブルも無償修理。
24時間エマージェンシーサービス万が一の路上トラブル(バッテリー上がりやパンクなど)にも、
24時間365日対応してくれる。

個人売買や一般的な中古バイク店で購入する方が、車両価格自体は安いかもしれません。

しかし、BMWのような高度な電子制御を搭載したバイクの場合、専用の診断機(ダイアグノシス)がないと修理できないトラブルも多々あります。「安物買いの銭失い」にならないためにも、初期投資は多少高くても、正規ディーラーの認定中古車を選ぶことが、結果的に最も維持費を抑え、長く安心して乗れる秘訣だと私は思います。

BMWバイクの車種一覧やラインナップまとめ

今回は、BMWバイクの車種一覧やラインナップについて、最新の2026年モデルを中心に、人気車種の特徴から価格情報、中古車の選び方まで徹底的に解説してきました。

記事のポイントを振り返ってみましょう。

  • 王者の進化:
    R 1300 GSは軽量化と車高調整機能で、誰にでも乗れる最強のアドベンチャーになった。
  • 技術の革新:
    ASA(自動変速)や電動モデルなど、新しい時代のライディング体験が始まっている。
  • 選択肢の多様化:
    G 310シリーズのような普通免許モデルから、R 18のような超弩級クルーザーまで、あらゆるニーズに応えるラインナップが揃っている。
  • 賢い買い方:
    新車だけでなく、認定中古車を活用することで、憧れのBMWライフをより現実に近づけることができる。

BMWのバイクは、カタログのスペック表だけでは語り尽くせない魅力に溢れています。エンジンをかけた瞬間の鼓動、走り出した時の一体感、そしてロングツーリングから帰ってきた時の疲労感の少なさ。これらは実際に体感して初めて理解できるものです。

もし、この記事を読んで少しでも気になるモデルが見つかったなら、ぜひ今週末にでもお近くのBMW Motorrad正規ディーラーへ足を運んでみてください。

そして、遠慮せずに試乗を申し込んでみてください。スタッフの方は皆、バイク好きの情熱を持ったプロフェッショナルばかりです。きっと、あなたの人生を変えるような素晴らしい「相棒」との出会いが待っているはずです。さあ、あなたもBMWと共に、新しい世界へ駆けぬけましょう!

【2026】BMWバイクの車種一覧とラインナップ!「カタログでは感じられない鼓動がある」というメッセージと共に、TFT液晶メーターのアップと試乗を促すイメージ画像。
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※本記事の情報は執筆時点(2025年-2026年モデル発表時)のものです。価格や仕様、キャンペーン情報は変更される可能性があるため、最新の正確な情報は必ずBMW Motorrad公式サイトや正規ディーラーにてご確認ください。

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運用者プロフィール

バイク歴10年。 愛車はハーレー。「カタログよりもリアルな情報を」をモットーに、維持費の実態から故障トラブル、カスタムの楽しみ方まで、オーナーの実体験に基づいたノウハウを発信しています。 初心者の方が後悔しないバイクライフを送れるよう、全力でサポートします!

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