こんにちは。高級モトクラブ、運営者の「A」です。
映画館でトム・クルーズが繰り広げる超人的なスタントを見るたびに、彼が操るBMWのバイクはいったいどんな車種なのか、本当に本人が運転しているのかと気になってWEB検索をした経験はないでしょうか。
あるいはあのカッコいいジャケットやヘルメットのブランド、さらにはトムの身長で大型バイクをどう扱っているのかといった撮影の裏側まで知りたくなる気持ちはよくわかります。私たちが憧れるイーサン・ハントのアクションシーンには、単なる演出を超えた実在するマシンの魅力とトム自身の並外れた技術が詰まっています。
私自身も映画館で『ローグ・ネイション』を観た帰り道、興奮冷めやらぬままディーラーへカタログをもらいに行った一人です。あのスクリーンの中の興奮は、決してフィクションの中だけのものではありません。実際に私たちが乗れる市販車がベースになっているからこそ、その魅力は現実世界へと繋がっているのです。
この記事では、いちバイク好きとしての視点と、少しマニアックなメカニカルな視点を交えながら、トム・クルーズとBMWバイクの知られざる関係性を徹底的に深掘りしていきます。
- ミッションインポッシブルシリーズに登場するBMWバイクの歴代全車種と詳細スペック
- 映画史に残る危険なスタントの裏側と、物理的な理由で選ばれたメーカーの秘密
- トム・クルーズがプライベートで愛用する、驚くべきマニアックなバイクコレクション
- 映画モデルのBMWバイクを実際に所有する際のメリットや、オーナーたちのリアルな評判
映画でのBMWのバイクとトム・クルーズの活躍
ここでは、映画『ミッション:インポッシブル』シリーズにおいて、物語の鍵を握る「もう一人の主役」として登場したBMW Motorradの歴代モデルについて解説します。単なるスポンサー契約を超え、脚本の段階から車両の選定が行われているという、その深い関係性とマシンのスペックを詳しく見ていきましょう。
ミッションインポッシブルの歴代バイクの車種を解説
2011年の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』以降、BMWグループは同シリーズの独占的なオートモーティブ・パートナー契約を結んでいます。これにより、映画には常にBMWの最新モデルが登場することになりました。
しかし、トム・クルーズのアクション映画において、バイクは単なる移動手段ではありません。それはイーサン・ハントの身体能力を拡張し、観客にスリルを届けるための重要な「装置」なのです。

1. 『ローグ・ネイション』のBMW S1000RR
シリーズ第5作『ローグ・ネイション』(2015年)で最も強烈なインパクトを残したのが、BMWが誇るスーパースポーツ、S1000RRです。劇中で使用されたのは、左右非対称のヘッドライトが特徴的な第2世代モデル(またはその直前のモデル)とされています。
このマシンは「レーストラックの性能を公道へ」というコンセプトで開発され、最高出力は約199馬力(本国仕様)を誇ります。劇中のモロッコ・カサブランカからマラケシュへの高速道路チェイスでは、その圧倒的な加速力が遺憾なく発揮されました。ブラックアウトされたボディカラーは、スパイという職業の隠密性と、研ぎ澄まされた凶器のような危険な魅力を同時に表現していましたね。

2. 『フォールアウト』のBMW R nineT Scrambler
続く第6作『フォールアウト』(2018年)では、舞台がパリの複雑な市街地に移ったこともあり、選ばれたバイクもキャラクターを変えました。登場したのは、ヘリテージモデルとして人気の高いR nineT Scrambler(アール・ナインティ・スクランブラー)です。
S1000RRのような水冷4気筒の超高性能エンジンではなく、BMW伝統の「空油冷ボクサーツイン(水平対向2気筒)」エンジンを搭載しています。独特のドコドコという鼓動感と、アップタイプのマフラー、そしてレトロなスタイリングが、パリの歴史ある石畳の街並みに完璧にマッチしていました。最新の電子制御満載のマシンではなく、あえてアナログな操作感を残したこのバイクを操ることで、イーサン・ハントの熟練したライディングスキルがより際立つ演出となっていたのが印象的です。

3. 『デッドレコニング』のBMW G 310 GS
そして最新作『デッドレコニング PART ONE』(2023年)では、意外な選択がなされました。ローマ市街地での逃走劇に使われたのは、BMWのアドベンチャーモデルの末弟、G 310 GSです。しかもイタリア警察(Polizia)カラーの特別仕様でした。
これまでのリッターバイク(1000ccクラス)とは異なり、このバイクは313ccの単気筒エンジンを搭載した中型クラスです。なぜパワーの劣るこのモデルが選ばれたのか? それはローマの狭い路地や、スペイン広場のような階段を駆け下りるシーンにおいて、軽量で取り回しが良く、サスペンションストロークの長いアドベンチャーモデルこそが最適解だったからです。パワーよりも「機動性」が重視された結果と言えるでしょう。

| 映画作品 | 登場車種 | エンジン形式 | 特徴・役割 |
|---|---|---|---|
| ローグ・ネイション | S1000RR | 水冷並列4気筒 | 最強のSBK。高速道路での超高速バトルを担当。 圧倒的なスピード。 |
| フォールアウト | R nineT Scrambler | 空油冷水平対向2気筒 | ネオクラシック。 パリの石畳や逆走シーンでの操作性を重視。 |
| デッドレコニング | G 310 GS | 水冷単気筒 | 軽量アドベンチャー。 ローマの路地や階段など立体的な機動力を発揮。 |
ミッションインポッシブルのBMWの価格は?

映画のスクリーンで輝くマシンを見ると、やはり「自分も乗ってみたい」「所有してみたい」という欲求が湧いてくるものです。スーパーカーとは異なり、劇中のバイクは私たちが実際に購入できる市販車がベースになっています。ここでは、現実的な購入シミュレーションとして、それぞれのモデルの価格帯や維持について見ていきましょう。
S1000RRの価格事情
まず、フラッグシップモデルであるS1000RRですが、現行モデルの新車価格はおおよそ270万円〜300万円前後となります。特にカーボンホイールなどを装備した「Mパッケージ」などの上位グレードを選ぶと、乗り出し価格は350万円近くになることもあります。
「さすがに新車は…」という方には中古車という選択肢があります。映画『ローグ・ネイション』公開当時の2015年〜2016年モデルであれば、状態にもよりますが150万円〜200万円程度で探すことが可能です。ただし、SS(スーパースポーツ)という性質上、前のオーナーがサーキットで酷使していた可能性もあるため、購入時の車両チェックは慎重に行う必要があります。
R nineTとG 310 GSの価格事情
大人の雰囲気が漂うR nineT Scramblerは、新車価格で約200万円前後です。このモデルはカスタムパーツが非常に豊富で、購入後に自分好みに仕上げていく楽しみがあります。中古市場では人気が高く、値落ちしにくい傾向にありますが、150万円前後から良質な車両が見つかるでしょう。
そして最も手が出しやすいのがG 310 GSです。こちらは普通二輪免許(中免)で乗ることができ、新車価格も75万円〜85万円程度と、BMWブランドとしては非常にリーズナブルです。維持費も車検(250cc超のため必要ですが)や燃費の面で大型バイクより有利なため、初めてのBMWとしても最適です。映画ファンの方が「通勤用にイーサン仕様を買う」なんてことも十分に可能な範囲ですね。
外車であるBMWは「維持費が高い」と思われがちですが、近年のモデルは信頼性が向上しており、国産車と比べて極端に壊れやすいということはありません。ただし、定期点検や消耗品(ブレーキパッドやタイヤなど)の部品代はやや割高になる傾向があります。詳細は以下の記事でも解説しています。
最速のS1000RRによる過激スタント
『ローグ・ネイション』でのモロッコ・チェイスシーンは、CG合成に頼らない実写アクションの到達点として、映画史に刻まれるべき名シーンです。ここで使用されたS1000RRは、0-100km/h加速が3秒を切るモンスターマシン。このバイクで砂漠地帯のハイウェイを全開走行するというだけでも狂気じみていますが、トム・クルーズはさらにハードルを上げました。
ノーヘルメット・ライディングの真実
このシーンの最大の特徴は、トム・クルーズがヘルメットを着用していないことです。通常、時速100km以上でバイクに乗ると、風圧で涙が止まらなくなり、視界を確保することすら困難になります。さらに、前走車からの飛び石や虫が顔に当たれば、それはBB弾を至近距離で撃たれるような痛みを伴い、大怪我に繋がります。
しかし、映画ではスターの表情を見せることが最優先されます。トムは特注のコンタクトレンズを着用し、眼球を風圧や乾燥から保護しながら撮影に挑みました。また、彼の強靭な体幹が可能にする前傾姿勢の維持も、風圧に耐える上で重要な要素でした。
プロ顔負けの「膝擦り」と運転技術
劇中、高速コーナーを旋回する際にトムが膝を路面に擦る「ハングオン(膝擦り)」を見せるカットがあります。これは単なるポーズではなく、遠心力に対抗するために重心をイン側に落とす、本格的なレーシングテクニックです。
特筆すべきは、撮影現場であるモロッコの道路状況が決して良くなかった点です。砂が浮きやすいアスファルトの上で、200馬力のバイクをバンク(傾斜)させる行為は、スリップダウン(転倒)と隣り合わせの行為です。
ここではBMW S1000RRに搭載された高度な電子制御システム「DTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)」や「ABS Pro」が、トムの安全をバックアップしたことは間違いありません。最新テクノロジーと人間の超絶技巧が融合したからこそ撮れた奇跡の映像なのです。
BMW Motorradの公式情報によれば、S1000RRは「Rain」「Road」「Dynamic」「Race」といったライディングモードを搭載しており、路面状況に合わせて瞬時にエンジンの出力特性やABSの介入度合いを変更可能です。トムの撮影でも、これらの機能が極限状態でのコントロールを支えたと考えられます。(出典:BMW Motorrad Japan 公式サイト)
衝撃的なバイク飛び降りの撮影裏話
最新作『デッドレコニング PART ONE』のクライマックス、ノルウェーのヘルセットコペン山にある断崖絶壁から、バイクごと谷底へダイブし、空中でバイクを捨ててパラシュートを開くというスタント。公開前から「映画史上最も危険なスタント」として話題になりましたが、ここにはBMWとのパートナーシップにおける興味深い「例外」が存在します。
なぜBMWではなくHondaなのか?

鋭い観察眼を持つライダーならお気づきかもしれませんが、このジャンプシーンで使用されたバイクはBMWではありません。黒塗りでカモフラージュされていますが、そのシルエット、エンジンの排気管の取り回し、フレーム形状から、Honda CRF450(モトクロッサー)であることが特定されています。
これには明確な物理的・技術的な理由があります。 このスタントは「モトクロスジャンプ」の応用であり、空中でバイクとライダーが離れる挙動を正確にコントロールする必要があります。そのためには、以下の条件が必須でした。
- 圧倒的な軽さ:
空中での姿勢制御のため、100kg台前半の重量でなければならない。 - 長いサスペンションストローク:
ジャンプ台へのアプローチと踏み切りでの安定性。 - 信頼性の高いエンジン:
一発勝負で絶対にミスファイアを起こさない信頼性。
BMWの現行ラインナップには、G 310 GS(約175kg)やFシリーズ(200kg超)などがありますが、純粋な競技用モトクロッサーは存在しません。トムの命を預かるこの極限のシーンにおいては、契約上の縛りよりも「スタントを確実に成功させるための最適な機材」として、モトクロス界のデファクトスタンダードであるHonda CRFが選ばれたのです。
トム・クルーズの狂気的な準備
この数秒のシーンのために、トムは1年以上をかけて準備を行いました。報道によれば、彼はこのスタントのためにスカイダイビングを500回以上、モトクロスジャンプを13,000回以上こなしたと言われています。
本番当日、彼はこの死と隣り合わせのジャンプを合計6回も成功させました。使用されたHonda CRFも、空中で美しく見えるように、あるいは回転数や速度計の確認のために、細部にわたってスタントチームによるカスタムが施されていたそうです。メーカーの垣根を超えたプロフェッショナルたちの執念が、あの名シーンを生み出したのですね。
BMWのバイクとトム・クルーズの愛車コレクション
スクリーンの中でのイーサン・ハントとしての姿を見てきましたが、ここからはカメラが回っていないところでの「素顔のライダー」トム・クルーズに迫ります。彼のバイク好きはハリウッドでも有名で、そのコレクションは単に高級車を並べただけのものではありません。
ミッションインポッシブルのバイク:トライアンフ編
BMWとの蜜月関係が始まる前、シリーズ初期の『ミッション:インポッシブル』では、別のメーカーが主役の座にありました。それが英国の老舗メーカー、Triumph(トライアンフ)です。
特に印象深いのは、ジョン・ウー監督がメガホンを取った第2作『M:I:2』です。クライマックスのバトルシーンで、トム演じるイーサンはTriumphのSpeed Triple(スピードトリプル)を駆り、敵役のTriumph Daytona(デイトナ)と激しいチェイスを繰り広げました。
砂浜でのジャックナイフターンや、走行しながらの銃撃戦など、ジョン・ウー監督特有のアクロバティックな演出と、トライアンフの荒々しい排気音が相まって、当時のバイクブームに火をつけました。
また、J.J.エイブラムス監督の第3作『M:I:3』でも、トライアンフのScramblerが登場しています。この頃のイメージが強いため、古くからのファンの中には「ミッションインポッシブル=トライアンフ」という印象を持っている方も少なくありません。
英国の名門トライアンフはどこの国のバイク?
ここで少し、トライアンフというメーカーについて解説しておきましょう。「名前は聞くけど、詳しくは知らない」という方もいるかもしれません。
Triumph Motorcyclesは、1902年にオートバイの製造を開始した、イギリス(英国)を代表する最も歴史あるメーカーの一つです。一度は経営破綻などで姿を消しかけましたが、見事に復活を遂げ、現在ではBMWやドゥカティと並ぶ欧州のトップブランドとして君臨しています。
トライアンフの最大の特徴は、エンジンの形式にあります。多くのメーカーが採用する2気筒や4気筒だけでなく、「3気筒(トリプル)」エンジンに強いこだわりを持っています。2気筒のトルク感と4気筒の吹け上がりをいいとこ取りしたような独特のフィーリングとサウンドは、「トライアンフ・サウンド」として世界中のライダーを魅了しています。トム・クルーズも、この英国車特有の気品と野性味に惹かれた一人なのかもしれません。
映画トップガンで使用された伝説のバイク
トム・クルーズとバイクの関係を語る上で、絶対に避けて通れないのが1986年の映画『トップガン』です。彼が演じるマーヴェリックが、戦闘機F-14トムキャットと滑走路で並走するシーンで使用されたのが、Kawasaki GPZ900R(通称:Ninja)でした。
この映画の影響力は凄まじく、世界中でNinjaブームが巻き起こりました。そして36年ぶりの続編『トップガン マーヴェリック』では、その正統進化系であるKawasaki Ninja H2 Carbonが登場します。これはスーパーチャージャー(過給機)を搭載し、公道市販車として世界最強クラスの加速力を誇るモンスターマシンです。
興味深いのは、続編の中で、かつての愛車GPZ900Rもガレージの奥でカバーを外されるシーンがあることです。古い相棒を大切にしつつ、最新の最強マシンにも乗る。この演出は、トム・クルーズ自身の「マシンに対する敬意」と「常に限界へ挑戦する姿勢」が見事に表現されていたと思います。
私物で所有し愛用しているバイクは?
では、トム・クルーズのプライベートガレージには、具体的にどのようなバイクが収められているのでしょうか。パパラッチされた写真やインタビューから判明しているコレクションの一部を紹介します。これを見れば、彼が「ただの金持ちの道楽」ではなく、真の「バイクオタク」であることがわかるはずです。

| メーカー・モデル | 推定価格 | 特徴・備考 |
|---|---|---|
| Vyrus 987 C3 4V | 約1,300万円〜 | イタリアの小規模メーカーが作る芸術品のようなバイク。 フロントフォークがない「ハブセンターステアリング」という 特殊構造を採用。世界で最もパワフルな市販車の一つ。 |
| Confederate Hellcat | 約700万円〜 | 航空機グレードのアルミ削り出しパーツで作られたアメリカ製 マッスルバイク。無骨でメカニカルなデザインが特徴。 プレミアやイベントでも乗車姿が目撃されています。 |
| Ducati Desmosedici RR | 約800万円〜 | MotoGPレーシングマシンの公道レプリカ。世界限定1500台。 お金があってもコネクションがないと買えないレベルの希少車。 |
| BMW S1000RR | 約270万円〜 | 『ローグ・ネイション』での撮影後、その性能に惚れ込んで個人的に 購入したと言われています。ドイツの精密機械への信頼が伺えます。 |
彼が選ぶバイクに共通するのは、「独創的なエンジニアリング」と「圧倒的なパフォーマンス」です。特にVyrus(ヴァイルス)のようなマニアックなバイクを所有している点は、彼がメカニズムそのものに深い関心を持っている証拠と言えるでしょう。
また、彼の身長は約170cmと言われており、これらの大型バイク(特にシート高の高いSSやドゥカティ)を乗りこなすには、相当なテクニックと慣れが必要です。片足だけで車体を支える「足つきの技術」も相当習熟していると思われます。
劇中モデルに乗るメリット・デメリット
もしあなたがトム・クルーズへの憧れから、映画に登場したBMWバイク(S1000RRやR nineTなど)の購入を検討しているなら、オーナーになることの現実的な側面も知っておくべきでしょう。夢を叶えるための、少しシビアなアドバイスです。
メリット:所有する喜びと性能への信頼
最大のメリットは、何と言っても「高揚感」と「所有欲の充足」です。ガレージに停まっている愛車を見るたびに、映画の興奮が蘇り、自分が物語の主人公になったような気分を味わえます。これは何物にも代えがたい体験です。
また、機能的な面でもBMWは優秀です。ドイツのアウトバーンで鍛えられた高速安定性、長距離ツーリングでも疲れないエルゴノミクス(人間工学)、そして最新の安全装備(ABSやトラクションコントロール)は、あなたのバイクライフをより安全で快適なものにしてくれるでしょう。
デメリット:コストと取り回し
- 維持費の高さ:
国産車と比較して、部品代や正規ディーラーでの工賃は高めに設定されています。立ちゴケ一度の修理代が数万円〜十数万円になることも珍しくありません。 - 熱とポジション:
S1000RRなどの高性能モデルは、エンジンからの排熱が凄まじく、夏場の渋滞は地獄です。また、前傾姿勢がきついため、慣れていないと腰や首への負担が大きくなります。 - 足つき性:
海外モデルはシート高が高いものが多く、小柄な日本人体型だと停車時の不安がつきまといます。ローダウンキットなどで調整が必要になる場合があります。
劇中登場モデルに関するファンの口コミ
最後に、実際にこれらのモデルを所有している日本のライダーたちのリアルな声を、SNSや私の周りのバイク仲間から集めてみました。購入後のイメージを膨らませてみてください。
S1000RRオーナーの声
- 「高速道路での安定感は異常。矢のように進む。ただ、街乗りではパワーを持て余しすぎてストレスが溜まるかも。サーキットに行って初めて真価がわかる。」
- 「道の駅で休憩していると『これミッションインポッシブルのやつですか?』と話しかけられる確率が高い。トム・クルーズ効果は絶大。」
R nineTオーナーの声
- 「見た目はレトロだけど、中身はしっかり現代のBMW。ブレーキもよく効くし、コーナーも楽しい。革ジャンを着てサラッと流すのが一番カッコいい乗り方だと思う。」
- 「エンジンの横への張り出し(ボクサーエンジン)が特徴的で気に入っているけど、すり抜けには気を使う。冬場はエンジンが足元を温めてくれるのが意外なメリット。」
G 310 GSオーナーの声
- 「映画を見て買った!大型免許を持ってないけど、BMWに乗れるのが嬉しい。軽いから立ちゴケの心配も少ないし、キャンプツーリングにも最高。」
- 「高速道路での追い越し加速はさすがに大型には敵わないけど、日本の峠道ならこれくらいのパワーが一番使い切れて楽しいかも。」
映画のモデルに憧れるのも大切ですが、実際に試乗して「自分の体格や用途に合うか」を確認することが最も重要です。
BMWのバイクとトム・クルーズの魅力まとめ

ここまで、映画『ミッション:インポッシブル』シリーズにおけるBMWのバイクの全車種解説と、トム・クルーズの情熱的なバイク愛についてご紹介してきました。
彼にとってバイクとは、単なる移動手段やアクションの小道具ではありません。それは、彼自身の限界に挑戦するための翼であり、映画というエンターテインメントを極限まで高めるための欠かせないパートナーです。
S1000RRの突き抜けるようなスピード、R nineTの伝統と格式、そして時にはブランドの壁を超えてHondaを選ぶプロフェッショナリズム。私たちが「BMWのバイクに乗るトム・クルーズ」と検索し、その情報に惹きつけられるのは、そこに本物の情熱とリアリティがあるからこそでしょう。
次に映画を見るときは、ぜひイーサンの背中だけでなく、彼を支えるバイクの細部やエンジンの挙動にも注目してみてください。きっと今まで以上に、そのアクションの凄みを感じ取ることができるはずです。そしてもし、あなた自身もその魅力に抗えなくなったら…その時は迷わず、お近くのモトラッドディーラーへ足を運んでみてください。新しい冒険が、そこで待っているかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたのバイクライフが、映画のようにエキサイティングで、そして安全なものでありますように!

