こんにちは。高級モトクラブ、運営者の「A」です。
ハーレーの革ジャンについて調べていると、どのモデルを選べばいいのか、サイズ感はどう考えればいいのか、コーデや着こなし、サイズ選び、中古やメルカリで探すときの注意点、さらにはレディース向けのハーレーの革ジャンまで、気になることが一気に押し寄せてきませんか。
そこにハーレーのジャケットやグッズ、ブーツやキャップとの合わせ方、ショットに代表される海外ブランドの革ジャンまで絡んでくると、「結局、自分は何を選べば正解なんだろう」と迷子になりがちかなと思います。
この記事では、高級モトクラブの運営者として日々ハーレーと向き合っている立場から、あなたの目的に合ったハーレーの革ジャンの選び方、サイズの考え方、失敗しにくい購入チャネル、そして日本の気候に合わせたメンテナンス方法まで、まとめて整理していきます。
読み終えるころには、「この一着でいこう」と自信を持って選べる状態になっているはずですよ。
- ハーレーの革ジャンの主な種類と特徴の違い
- 失敗しないサイズ選びとフィット感の考え方
- 長く着るためのメンテナンスと保管のコツ
- ブーツやキャップを含めたトータルコーデ術
ハーレーの革ジャンの魅力と選び方
ここでは、ハーレーの革ジャンの基本となるハーレーのジャケットの種類や、純正グレードごとの役割、そして周辺のグッズとのバランスを整理していきます。
まずは「自分がどんなシーンで革ジャンを着たいのか」をイメージしながら読んでみてください。
ハーレーのジャケットの種類

ハーレーのジャケットと一口に言っても、「とりあえずハーレー純正を買えばOK」で片付けるには、ラインごとの役割や思想がかなり違います。
まずは大きな枠として、MotorClothesラインとFXRGラインの二本柱がある、という全体像をしっかり整理しておきましょう。
あなたのライディングスタイルが、休日の街乗りメインなのか、年に何度もロングツーリングへ出かけるのか、通勤で毎日乗るのかによって、「正解のジャケット」はかなり変わってきます。
ここを曖昧なままデザインだけで選んでしまうと、「かっこいいけど、実際の使い方には合ってないかも…」と感じやすいポイントなんですよね。
また、同じハーレーのジャケットでも、使用している革の種類や厚み、防水性の有無、ベンチレーションの数などがモデルごとに違います。
ざっくり「レザー=全部同じ」ではなく、「用途別の道具」として見てあげると、ぐっと選びやすくなりますよ。
MotorClothesとFXRGの役割
まずはそれぞれのラインが、どんなライダーを想定して作られているのかを見ていきましょう。ここを押さえておくと、店頭でスタッフに相談するときも「自分はこっち寄り」と説明しやすくなります。
MotorClothesラインは、クラシックなダブルライダースやシングルライダースのように、ハーレーの伝統的なスタイルを色濃く受け継いだラインです。
重厚なカウハイドやホースハイドを使い、着はじめは少し硬さを感じるかもしれませんが、乗れば乗るほど身体に馴染んでいく「育てる革ジャン」というイメージ。
日常の街乗りからナイトランまで、バイクを降りてそのままバーやレストランに入っても絵になる、大人のライダーにぴったりです。
一方でFXRGラインは、完全に機能重視のプロフェッショナル向け。全天候対応の高機能ジャケットで、防水透湿メンブレンやシームシーリング、CE規格プロテクターなど、「道具としての性能」が徹底的に詰め込まれています。
雨の日でも「行く」と決めているツーリング派や、年間走行距離が多いライダーにとって、FXRGは頼れるパートナーになってくれるはずです。
たとえば、FXRGの防水モデルでは、防水透湿素材とシームシーリング、さらに防水ファスナーなどを組み合わせて、長時間の雨天走行でも内側をドライに保てるよう設計されているものが多いです。
こうした構造は、アウトドア用レインウェアにも採用されるような技術と同じ考え方で、汗によるムレを外に逃がしつつ、外側からの水は通さない構造になっています(防水透湿ウェアの考え方は、GORE-TEX公式サイト「Get to Know the GORE-TEX Membrane」でも解説されています)。
どっちを選ぶか迷ったときの考え方
「MotorClothesかFXRGか、どっちも良さそうで決められない…」というときは、次の3つの軸で自分をチェックしてみてください。
- 年間走行距離(だいたいでOK)
- 雨の日に乗る頻度(基本乗らない/小雨なら乗る/天気関係なく乗る)
- ジャケットに求める優先順位(デザイン>快適>安全 or 安全>快適>デザインなど)
たとえば、年間走行距離が3,000km程度で、基本は晴れの日メイン、ジャケットの優先順位が「デザインとエイジング>その他」なら、MotorClothesがしっくりきやすいです。
逆に、年間1万km以上走るツーリング派で、「どんな天候でも走る」「機能性と安全性を最優先したい」というタイプなら、FXRGへの投資はかなり合理的な選択になります。
ハーレー ジャケットの代表的な違い(一般的な目安)
| 項目 | MotorClothes | FXRG |
|---|---|---|
| 主な目的 | スタイルとエイジング重視 | 安全性・全天候・長距離 |
| 想定シーン | 街乗り、ナイトラン ツーリングもライト〜中距離 | ロングツーリング、通勤 雨天走行、高速長時間走行 |
| 素材感 | 重厚なカウハイドや ホースハイドが中心 | 軽量加工革+高機能メンブレンの組み合わせ |
| 防水・透湿 | 防風中心・防水は 限定的なモデルが多い | 防水透湿仕様 シームシーリング採用のモデルが多い |
| プロテクター | 別売りポケット対応が多く 自分で選んで追加 | CE規格プロテクター標準装備が多い |
| 着心地 | 最初は硬め、着込むほどに馴染む | 軽さと動きやすさを重視した設計が多い |
| 価格帯 | 約8〜20万円(目安) | 約15〜35万円(目安) |
金額はあくまで一般的な目安です。正確な価格や仕様は必ず正規ディーラーや公式サイトで確認してください。
最後に、「日常も含めて格好よく着たいのか」「どんな天候でも快適に走りたいのか」という二択で考えると、自分に合うハーレー ジャケットの方向性がかなり見えやすくなります。
どちらが正解というより、あなたのライフスタイルに合った一本を選ぶのがいちばんです。
バイク本体の選び方から見直したい場合は、ハーレーの人気車種を整理したハーレーの一番かっこいい車種ランキング解説も参考になると思います。
車体のキャラクターとジャケットの雰囲気を合わせると、全体の統一感が一気に出ますよ。
ハーレーのグッズと革ジャンの関係

ハーレーのグッズは、「お土産コーナーに並んでいる小物」というイメージだけで見てしまうと少しもったいない存在です。
私の感覚としては、革ジャンを主役にしたときに、世界観を補強してくれるピース、というイメージが近いかなと思います。
たとえば、同じハーレーの革ジャンでも、合わせるハーレーのグッズ次第で印象はかなり変わります。
ゴリゴリのバイカー感を出すのか、少し抑えた大人のコーデにするのか、ストリート寄りに崩すのか。小物は「増やす」よりも「引き算で整える」感覚が大事なんですよね。
ロゴの「盛りすぎ」に注意
まず意識したいのが、ロゴの「盛りすぎ問題」です。
ハーレー グッズには、背中全面プリントのTシャツ、ベルトバックルにどんとロゴ、ウォレットチェーンやキーケースにもロゴ…と、単体で見るとかっこいいアイテムがたくさんあります。
ところが、これらを全部盛りにして、さらに背中いっぱいにバーアンドシールドのパッチが入ったハーレー革ジャンを羽織ると、全体としてはかなり「情報量多め」になりがちです。
ディーラーの中ならそれでも雰囲気に合いますが、街中やカフェだと少し浮いて見えるケースもあります。
おすすめは、「ロゴがいちばん目立つ場所をひとつ決めて、残りは控えめにする」という考え方です。
たとえば、主役をハーレーの革ジャンの背中ロゴにするなら、インナーは無地寄りのTシャツや、胸に小さくロゴが入った程度のパーカーにしてあげる。
逆に、Tシャツのフロントロゴを主役にするなら、ジャケットはシンプルなシングルライダースにする…といった具合ですね。
実用グッズとの組み合わせ
次に、グローブやネックウォーマー、レッグバッグなどの「実用グッズ」との組み合わせです。ここを雑に選んでしまうと、せっかくのハーレー革ジャンが「ただの作業着っぽく」見えてしまうこともあります。
ポイントは、色味と質感をざっくり合わせること。たとえば、マットなブラックレザーのハーレー革ジャンを着るなら、グローブもなるべく同じトーンのブラックレザーに寄せてあげる。
逆に、ブラウン系の革ジャンなら、ブラウンレザーのグローブやブーツを合わせると一気にまとまります。
ナイロン系のネックウォーマーやレッグバッグを合わせる場合は、「テカテカしすぎていないか」「色が浮きすぎていないか」を鏡でチェックしてみてください。
全身を見たときに、革の質感の中にナイロンがワンポイントで入っている程度に抑えると、バランスが取りやすくなります。
- ロゴは「一番目立たせたい場所」をひとつ決める
- 革の色味と小物の色味をざっくり揃える
- 日常使いするアイテムはやや控えめデザインを選ぶ
- ナイロン系は入れすぎず、アクセント程度にとどめる
- 全身を写真に撮って、客観的に見てみるのもおすすめ
シーンごとのグッズ使い分け
もう一歩踏み込むなら、「どのシーンで何を着るか」をざっくり決めておくと迷いが減ります。
- 通勤・毎日の街乗り:
ロゴ控えめのキャップ、シンプルなバックパック、機能的なレッグバッグ - 休日ツーリング:
ロゴTシャツ+ハーレー革ジャン+レザーグローブ+小ぶりのサドルバッグ - イベントやミーティング:
バックロゴがしっかり入ったTシャツやベスト、記念パッチなど
このくらいのざっくりしたルールでも、毎回のコーデがだいぶ決めやすくなります。「全部ハーレーで固める」よりも、「どこにハーレーらしさを効かせるか」を考えるイメージで組み立ててみてください。
ハーレーダビッドソンのパーカー活用術

ハーレーダビッドソンのパーカーは、正直かなり使い勝手の良いアイテムです。
私自身、秋〜冬〜春先にかけては「パーカー+ハーレー革ジャン」の組み合わせで過ごす日が一番多いです。それくらい、レイヤードの中核になってくれるんですよね。
ここでは、パーカーと革ジャンを重ねるときのサイズ感やバランス、季節ごとの使い分け、街着としてのコーデ例まで、少し踏み込んで解説していきます。
パーカー×革ジャンの基本バランス
まず押さえておきたいのが、「パーカーを中に着る前提でサイズを決めるなら、革ジャンはタイトすぎないほうがいい」ということです。
特にFXRG系など、プロテクターが標準装備されているモデルは、もともと少しタイト目に作られていることが多く、そこに厚手のパーカーを挟むと一気に窮屈になります。
試着のときにやってほしいのは、次の3ステップです。
- 実際に使う厚さのハーレーダビッドソン パーカーを着込む
- その上から候補のハーレー革ジャンを羽織る
- 前傾姿勢で肘をしっかり曲げ、肩・背中・首まわりのツッパリ感をチェック
このとき、肩甲骨まわりが突っ張りすぎていると、長時間の高速走行でじわじわと疲れが溜まってきます。ファスナーを全部閉めた状態で楽に深呼吸できるかどうかも、ひとつの目安になりますよ。
また、フードのボリュームにも要注意です。フードが大きすぎると、ヘルメットのあご紐まわりに干渉したり、後ろに引っ張られるような違和感が出たりします。これも実際にヘルメットをかぶった状態で確認しておくと安心です。
街着としても使える組み合わせ
ハーレーダビッドソンのパーカーは、バイクを降りたあとも自然に街に溶け込めるのが良いところです。
たとえば、ブラックのロゴ入りパーカーにブラックのシングルタイプのハーレーの革ジャン、ボトムは濃紺デニムか黒スキニー。この組み合わせなら、カフェでもショッピングモールでも違和感なく馴染んでくれます。
色で遊びたい場合は、パーカーで差し色を入れるのがおすすめです。オレンジやバーガンディ、ダークグリーンあたりは、ハーレーらしさを残しながらも上品にまとまりやすいカラー。
逆に蛍光色や派手すぎる色は、革ジャンの男っぽさと喧嘩してしまうことがあるので、全体のバランスを鏡でチェックしながら調整してみてください。
気温ごとのレイヤードの目安(体感には個人差あり)
| 気温の目安 | インナー | ミドル | アウター |
|---|---|---|---|
| 15〜20℃ | 半袖Tシャツ | 薄手パーカー | 革ジャン |
| 10〜15℃ | 長袖Tシャツ or サーマル | 裏起毛パーカー | 革ジャン |
| 5〜10℃ | 機能性インナー | 厚手パーカー or 薄手ダウン | 革ジャン |
あくまで一般的な目安です。走行風の強さや個人の寒さ耐性によって体感は変わるので、自分の感覚に合わせて調整してください。
パーカー選びで意識したいディテール
最後に、ハーレーダビッドソンのパーカーを選ぶときに見てほしいポイントをいくつか挙げておきます。
- フードの厚み:
ヘルメットと干渉しない厚さかどうか - 裾丈:
革ジャンの裾から大きくはみ出しすぎていないか - ロゴの位置:
革ジャンを閉めたときにどこまで見せたいか - 素材:
コットン中心でゴワつきすぎないか、裏起毛の厚さはどうか
このあたりを意識して選ぶだけで、「なんかバランス悪いな…」という謎の違和感はかなり減ってきます。
パーカーは価格的にも手を出しやすいアイテムなので、色違いや厚さ違いで2〜3枚持っておくと、季節や気分に合わせてレイヤードを楽しめますよ。
グッズの店舗で失敗しない選び方

ハーレー純正グッズの店舗やディーラーに行くと、どうしてもテンションが上がりますよね。
私もいまだに、あの空間に入るとちょっと冷静さを失いそうになります。それくらい、ジャケットもグッズも魅力的なんです。
ただ、だからこそ「その場の勢いで買ってしまって、家に帰ってから後悔する」というパターンもよくあります。ここでは、現場でよく見かける失敗例と、その回避方法を整理しておきます。
「見た目一目惚れ」だけで決めない
ディーラーの照明や展示の雰囲気は、本当にジャケットを綺麗に見せてくれます。鏡の前で革ジャンを羽織ると、「うわ、これ最高だ…」となるのは自然な流れです。
そこに店内のBGMやVツインの音が重なるわけですから、冷静でいろというほうが難しいですよね。
そこで意識してほしいのが、「必ず跨り姿勢でフィット感をチェックする」という一手間です。
店頭に置いてあるデモ車でもいいので、実際に跨ってハンドルを握るポジションで、次のポイントを確認してみてください。
- 肩が突っ張っていないか(肩甲骨まわりに余裕があるか)
- 袖が短すぎないか(手首が露出していないか)
- ファスナーがお腹や胸に食い込んでいないか
- 首まわりがきつすぎず、ヘルメットの動きに干渉しないか
鏡の前だけで決めてしまうと、このあたりの「動いたときの違和感」が見落とされがちです。店員さんにひと言「バイク跨ってみてもいいですか?」と聞けば、大抵は快くOKしてくれますよ。
価格はあくまで「総予算の中」で見る
ハーレーの革ジャンは、一般的なファッションブランドと比べても高価な部類です。MotorClothesでおおよそ8〜20万円前後、FXRGなど高機能モデルで15〜35万円前後になることが多い印象です(いずれも一般的な目安です)。
ここで意識したいのが、「ジャケット単体の価格」ではなく、バイク本体や保険、維持費とのバランスを含めた総予算の中で見るという視点です。たとえば、今後カスタム費用もかけたいのか、それともまずは装備を固めたいのか。
年間のツーリング回数や距離と、ジャケットの機能性への投資額が釣り合っているかどうかも考えてみてください。
バイク本体やリセールまで含めてトータルで考えたい場合は、今後価値が上がりやすい車種の選び方をまとめた今後価値の上がるハーレーの選び方とリセール戦略もチェックしてみてください。
車両と装備のトータル投資額で考えると、後悔が少なくなります。
価格や仕様はモデルチェンジや為替で変動します。金額や在庫状況は必ず正規ディーラーや公式サイトで最新情報を確認してください。
安全性に関わる装備について不安がある場合や、修理・リペアが必要な場合は、最終的な判断をする前に専門のスタッフやプロショップに相談するのがおすすめです。
ここでお伝えしている価格帯や仕様は、あくまで一般的な目安として捉えてください。
キャップと合わせる着こなし

キャップは、ハーレーの革ジャンコーデに「ちょうどいい抜け感」を足してくれるアイテムです。うまく使うと、一気にこなれた雰囲気になる一方で、選び方を間違えるとストリート寄りに寄りすぎてしまう難しさもあります。
ここでは、ロゴのサイズや位置、カラーコーデの基本ルールを押さえながら、キャップと革ジャンのバランスを取るコツをお話しします。
ロゴのサイズと位置を意識する
ハーレーのロゴ入りキャップを合わせる場合、まず意識したいのは「革ジャンとのロゴバランス」です。
背中に大きなバーアンドシールドが入ったハーレーの革ジャンに、フロント全面ロゴのキャップを合わせると、どうしてもロゴだらけの印象になります。
この場合は、キャップ側のロゴを小さめのワンポイントにするか、色数を減らしてシンプルにまとめるとバランスが取りやすくなります。
逆に、極力ロゴのないシンプルなハーレー革ジャンなら、キャップ側にやや大きめのロゴを持ってきて「視線を上に集める」コーデもアリです。
また、ツバの形も意外と重要です。
フラットブリム(つばが平らなタイプ)はストリート感が強く出るので、クラシックなハーレー革ジャンと合わせるなら、軽くカーブのついたカーブドブリムのほうが馴染みやすいことが多いです。
カラーコーデの基本
色合わせで迷ったときの簡単なセオリーが、「キャップの色をブーツかパンツのどちらかに寄せる」という考え方です。
たとえば、黒ブーツに黒デニムなら、黒ベースのキャップを選ぶと、頭から足元までが一本のラインでつながって見えます。
ブラウンのブーツにインディゴデニムなら、キャメルやベージュ系のキャップを合わせると上半身に軽さが出て、大人っぽい雰囲気になります。
差し色としてキャップにカラーを入れる場合は、あまり面積を大きくしすぎないことがポイントです。ツバの裏やロゴ部分だけに色が入っているデザインなら、ハーレー革ジャンの男っぽさを壊さずに遊び心を足せます。
- ロゴの大きさ:
革ジャンとキャップのどちらを主役にするか決める - 色の数:
全身で使う色は3色以内に抑えるとまとまりやすい - ツバの形:
クラシック寄りならカーブド、ストリート寄りならフラット - シーン:
ツーリング先の場所(カフェ、街中、イベント会場など)もイメージする
キャップは価格的にもチャレンジしやすく、気分転換にも使えるアイテムです。
「今日はちょっとラフに」「今日は少し大人っぽく」といったニュアンスを、キャップひとつでコントロールできるようになると、ハーレー革ジャンの着こなしの幅が一気に広がりますよ。
ハーレーの革ジャンを長く楽しむ
ここからは、ハーレーの革ジャンを「買ったあと」にフォーカスしていきます。
ブーツとの相性、革ジャン3大ブランドでの考え方、カフェレーサーやレザージャケットとの違い、そしてメンテナンスや保管まで、長く楽しむための視点をまとめていきます。
ブーツと革ジャンの相性

ブーツは、ハーレーの革ジャンとの相性を語るうえで欠かせないピースです。足元の雰囲気が整うだけで、全体の完成度が一段跳ね上がります。
ここでは、ハーレーの革ジャンに合うブーツのタイプ、スタイルごとの使い分け、そして実際のライディングとの兼ね合いを含めて詳しく解説します。
スタイルを決める3つのブーツ像
ざっくり分けると、ハーレーに合わせやすいブーツは「エンジニアブーツ」「ワークブーツ」「ミリタリーブーツ」の3タイプが中心かなと思います。
それぞれに特徴があって、バイクのタイプやライディングの仕方、そして着たい雰囲気によって選び分けるのがコツです。ここから順に見ていきましょう。
エンジニアブーツは、クラシックなハーレー革ジャンと定番の組み合わせ。高さがあってソールも厚く、足全体をしっかり守ってくれるため、ロー&ロングなクルーザーやチョッパー系のバイクには特に相性が良いです。
重厚感があるので、革ジャンの男らしい雰囲気を際立たせたいときにもおすすめですね。
ワークブーツは、街着寄りのカジュアルコーデに馴染みやすいのが魅力です。エンジニアほど足首が高くなかったり、ソールがやや軽めだったりするので、街乗りメイン、通勤、買い出しなどの日常使いに向いています。
革ジャンを着てバイクを降りたあと、そのまま街を歩いても違和感が少ないのも利点です。
ミリタリーブーツは、FXRGなどハードな装備とも相性が良いブーツです。強靭なソールと頑丈な作りは、ツーリング中の突然の雨や荒れた路面、荷物を積んだ状態での足つきにも強く、機能性重視派のライダーには頼もしい選択肢だと思います。
どのブーツも、「つま先のボリューム」と「ソールの厚み」を、バイクのスタイルと合わせて選ぶのがポイントです。
ロー&ロングなクルーザーならボリュームのあるエンジニアブーツが似合いますし、スポーツスター系の軽めのバイクなら少し軽めのワークブーツやミリタリーブーツがバランスよく見えます。
ブーツ選びとライディングのバランス
ただ、ブーツは見た目だけで選ぶのではなく、走行スタイルとのバランスを考えることが大事です。特に長距離ツーリングを重視するなら、足元の安心感や履き疲れのしにくさが重要な要素になります。
たとえば、エンジニアブーツは見た目は最高ですが、ソールが硬め・重めのものも多いため、長時間走ったあとに足が疲れやすかったり、歩きにくさを感じたりすることもあります。
一方でワークブーツやミリタリーブーツは柔らかさや歩きやすさを重視したモデルが多く、街乗りやツーリングの寄り道(コンビニ寄りなど)をするライダーには扱いやすいです。
また、足元の安定性はバイクを停めるときや走行中の立ちごけ防止にも関わります。
ソールのグリップ力、足首のサポート、つま先の保護。これらはすべて、安全性と直結する要素ですから、安易に「デザイン優先」で決めず、用途に合わせた機能性も重視しましょう。
- バイクのタイプ(クルーザー/スポーツなど)とブーツの形状の相性を確認
- 足首の高さとソールの厚みで安全性・安定性を考慮
- ツーリング用途なら履き疲れ・歩きやすさを重視
- 街乗り/日常使いなら軽め・歩きやすいブーツを選ぶ
- 見た目だけでなく、機能性と快適性のバランスを取る
装備と全体バランスを考えるときの意識
ブーツは革ジャンだけでなく、全体の装備の一部として考えると失敗しにくいです。
特に、ツーリングや長距離走行を重視するなら、バイクの燃費やタンク容量、荷物の量、走行時間なども含めた「装備+バイク+身体」のバランスを意識するのがおすすめです。
長距離ツーリングを重視するなら、燃費やタンク容量も含めて全体のバランスを考えたいところです。走りの面を含めて、装備とのトータルで快適性を考えると、失敗しにくくなりますよ。
革ジャン3大ブランドを比較

バイク乗りのあいだでよく話題になる「革ジャン3大ブランド」。
定義は人によって少し違いますが、私が現場でよく名前を聞く三大ブランドは、ハーレー純正のレザージャケット、Schott、KADOYAあたりです。
ここではあくまで「よく比較対象に挙がる三大ブランド」という意味で整理してみます。
ハーレー純正のレザージャケット
車体との一体感やブランドストーリーを重視するなら、やっぱり純正レザージャケットは最も安心な選択肢です。
ハーレー純正ならではのタグやディテール、そしてバイクのスタイルに合わせた立体パターン――これらが合わさることで、「バイクとギアが一体化したような統一感」を感じることができます。
特にロングツーリングが多かったり、複数のハーレーを乗り継いできた経験があるライダーには、この安心感と統一性が「結果としての満足度」に直結すると思います。
Schott(ショット)
Schottは、いわゆるアメリカンライダースの老舗ブランドで、クラシックなレザージャケットの代名詞的存在です。
厚手のカウハイドやホースハイドを使った頑丈な作りと、長年のライダースジャケット作りで培われたパターン設計により、着込むほどに体に馴染んでいく質感と存在感があります。
ハーレー純正のような「バイク専用ギア」感よりは「ファッションとしてのライダース」感が強めなので、バイクを降りてからの街着スタイルを重視する人や、「レザージャケット本来の質感を楽しみたい」人に特に向いていると思います。
KADOYAなど国産ブランド
国産ブランド、特に KADOYA のようなブランドは、日本人の体型に合わせたパターンと、細かい部分の作り込みが魅力です。
袖丈や着丈のバランス、裏地の選択肢、防寒性やシーズン対応など、日本の気候やライディングスタイルを前提に設計されている場合が多く、「実際に日本で使うこと」を重視するならかなり強い選択肢になります。
特に、長時間の街乗りや通勤、雨の日の着用など、日本特有の環境下で安全性と快適性を両立させたい人には、国産ブランドはかなり現実的な選択だと思います。
- ブランドロゴやストーリーを重視するならハーレー純正レザージャケット
- クラシックなアメリカンライダース感を求めるなら Schott
- フィット感や細部の作り込み、日本向けの仕様を重視するなら国産ブランド(KADOYA など)
カフェレーサーのレザージャケット選び

カフェレーサーのレザージャケットは、ハーレーの中でもスポーツ寄りのモデルや、ネイキッド系バイクとの相性がいいシルエットです。
スタンドカラーやタイトなシルエット、ミニマルなデザインが特徴で、「大人っぽく、ほどよくスポーティに見せたい」あなたに特におすすめ。ここでは、カフェレーサータイプの特徴と、ハーレーとの合わせ方、注意点を詳しく解説します。
ハーレーとの合わせ方
カフェレーサータイプは、バイクのカスタムやスタイルと合わせて考えると雰囲気が決まりやすいです。
たとえば、バックステップ、低めのハンドル、シートカウルなど、スポーティ寄りのカスタムが入ったハーレーなら、細身のカフェレーサー レザージャケットがシックにハマります。
逆に、ワイドハンドルでロー&ロングなチョッパー寄りのカスタムがメインなら、カフェレーサーを合わせるとバランスが少し難しく感じるかもしれません。
その場合は、クラシカルなシングルライダースやダブルライダースのほうが、馴染みやすく雰囲気もまとまりやすいです。
フィット感の注意点
カフェレーサー レザージャケットは、基本的にタイトフィット設計のものが多いです。だからこそ、「インナーの厚み」や「乗車姿勢」を意識したサイズ選びが重要。
厚手のインナーやプロテクターを入れる場合は、肩まわりや胸囲に余裕があるかどうか、前傾姿勢で腕を曲げたときに窮屈さを感じないか、しっかり確認してください。
また、タイトめのシルエットは、デニムや細身パンツ、ストレートのシルエットと相性がよく、全体のバランスをシャープに見せたい場合に向いています。
ただし、動きやすさや快適性を優先したいなら、無理にタイトを選ばず、少し余裕のあるサイズ感を検討するのが無難です。
Schott(ショット)の革ジャンやレザージャケット

Schott(ショット)の革ジャンやレザージャケットは、ハーレーと相性が良いクラシックライダースの代表格です。いわゆる「ワンスター」や「Perfecto」のイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、Schott の特徴、メリット、そして選ぶときの注意点を、私の経験も交えて解説します。
Schottを選ぶメリット
Schottの強みは、長年ライダースジャケットを作り続けてきた歴史と、それに裏打ちされたパターン設計、革質です。
適度な厚みのカウハイドやホースハイドを使い、頑丈な縫製で作られたジャケットは、着込むほどに身体に馴染んでいきます。まさに「育て甲斐のある革ジャン」です。
また、ハーレー純正のような「バイク専用ギア」感よりも、「ファッションとしてのライダース」感がやや強めなので、バイクを降りたあと、そのまま街着として使いたい人や、レザージャケット本来の風合いや存在感を楽しみたい人には特におすすめです。
サイズと選び方のコツ
ただし、注意したいのがサイズ感とフィット感。Schottはモデルによってパターンがかなり違うので、ラベルのサイズ表記だけを信じるのは危険です。
実寸(肩幅・身幅・袖丈・着丈)を必ず確認し、できるなら試着して、自分の体型やライディングスタイルに合うかをチェックしてください。
また、革の厚みや硬さもポイントです。厚手のカウハイドやホースハイドを使ったものは、最初は固く感じるかもしれませんが、着込むことでしっかり馴染みます。
一方で、柔らかめのレザーや軽めのモデルは、すぐに着やすいですが、防護性能や耐久性の面で若干の妥協になることもあります。
「本格的なライディング用」として使いたいのか、「街着やカジュアル用」に使いたいのか、目的をはっきりさせたうえで選ぶのがいいと思います。
バイク乗りが革ジャンを着る理由は何?

バイク乗りが革ジャンを着る理由は、大きく分けると「保護性能」「防風・防寒」「精神的なスイッチ」の3つだと私は感じています。ここではそれぞれの理由を詳しく掘り下げます。
保護性能としての革
本革は、一般的な布地に比べて摩擦に強く、転倒したときの擦過傷を防ぎやすい素材です。
実際、ライダースウェアの多くが「厚手の革+プロテクター」という構成になっているのは、摩擦や擦過に対する保護力が高いためです。
研究でも、厚手のレザーやアーマー付きのジャケットは擦り傷や裂傷を減らす効果があると報告されています(出典:Motorcycle protective clothing の研究報告)。
もちろん、革ジャンを着ていれば絶対に怪我をしないわけではありません。でも、素肌や普通の布ジャケットよりは明らかにリスクを減らせる、つまり「転ばぬ先の鎧」として機能する。私はそう思います。
防風・防寒と快適性
厚手のハーレー革ジャンは、防風性能が非常に高く、春秋〜冬にかけてのツーリングで頼りになる存在です。
特に高速走行時は風圧が強く、単なるパーカーやウィンドブレーカーでは風に煽られて疲れやすくなりますが、革ジャンなら風を遮ってくれて、体温の低下を防ぎやすいです。
これは昔からライダーの定番が革ジャンだった理由のひとつでもあります。
ただし、革だけでは保温に限界があるので、季節や気温に合わせたインナー選びが重要。薄手のインナーやウール、サーマルなどを組み合わせて、無理なく快適に走れるようにするのがおすすめです。
「ライダーのスイッチ」としての役割
最後に、これは体のためというより、心のための理由ですが、革ジャンには「俺は走る」「今日はバイクに乗る」という気持ちの切り替えスイッチがあると思います。
バイクにまたがる前に革の匂いや重みを感じると、自分の気持ちが自然と切り替わるんですよね。
この心理的な切り替えは侮れません。気持ちが引き締まることで自然と慎重になり、安全運転につながることもあると思います。
ファッションでもあり、防具でもあり、精神的なスイッチでもある。それが革ジャンの魅力のひとつだと思います。
ただし、革ジャンはあくまで「ケガのリスクを下げる装備の一つ」であって、絶対的な安全を保証するものではありません。
安全性に関する情報は、メーカーや公式サイトで最新の仕様を確認し、不安がある場合はプロショップや専門家に相談してください。最終的な判断は、あなた自身と専門家の意見を踏まえて行うのが安全です。
ハーレーの革ジャンで後悔しない選び方まとめ
最後に、ハーレーの革ジャンで後悔しないためのポイントを、改めて整理して締めくくりたいと思います。
ここまで読んできて、「自分がどんな一着を探しているのか」がだいぶ見えてきたのではないでしょうか。
ハーレー革ジャン選びの3つの軸
- 目的を決める:
日常重視か、ツーリング重視か、コレクション的な一着か - フィットを優先:
鏡の前だけでなく、必ず前傾姿勢で肩・袖・胸の余裕を確認 - メンテナンスを前提に:
日本の湿度に合わせたケアと保管方法をセットで考える
ハーレー本体と同じで、ハーレーの革ジャンも「買った瞬間がゴール」ではありません。
エイジングしていくシワや傷も含めて、自分だけの一着に育っていきます。長く付き合う前提で選べば、多少高くても納得感のある投資になるはずです。
装備や車両選びに迷ったときは、他のハーレー関連の記事も参考にしながら、自分のスタイルを少しずつ固めていってみてください。
正確な情報は公式サイトをご確認のうえ、最終的な判断は専門家にご相談ください。あなたが納得して選んだハーレーの革ジャンで、気持ちよく走り出せることを願っています。

